HAMA'sの山&鉄 通信・・・

アクセスカウンタ

zoom RSS 『運命を分けたザイル』・・・DVD鑑賞

<<   作成日時 : 2009/07/03 00:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 6

ひょんな機会でDVDを頂き、鑑賞した感想です。これの原作は、「死のクレバス―アンデス氷壁の遭難」(ジョー・シンプソン著)原作ノンフィクションです。・・・・「生きて帰るには、これしかない」・・・・この山岳映画、実話(1985年)に基づく遭難とその生還劇を描いたもの。危険を越えて美しくも急峻な雪壁の登攀の撮影は、全て実写による映像だ。しかも、当事者の二人(ジョーとサイモン)本人達の解説風インタビューが随所に挿入されていて、非常にリアル。これほどまで、リアルに”山”と”人”を見せつけられ、「こんな時、自分ならどうする?・・・」と迫られ続け、答えに窮してしまう・・・

画像


----------------------------

まず、簡単にあらすじから・・・
サイモンとジョーは、ペルーのシウラ・グランデの絶頂を極めて下山途中、
滑落してジョーが右膝を骨折、サイモンは自分を固定しつつジョーをザイルで
下降させることを繰返すうち、ジョーが垂壁から宙吊りになる。

下にはクレバスが口を空けている。
宙吊りであることはサイモンは判らない。
ジョーはプルージックで登ることを試みるが、凍えた手でシュリンゲを落としてしまう。吹雪でジョーの声はサイモンに届かない。

膠着状態の1時間半が経ち、新雪の斜面でサイモン自身の足場も危なくなり、
このままでは二人とも墜落すると判断、
もはや、この状況を打破する「生きて帰るには、これしかない」と、
サイモンはナイフでザイルを断つ。


ザイルを切られたジョーはクレバスに転落するも、奇跡的に入口から25mほど
下の途中の棚に引っ掛かり、命は助かる

サイモンはジョーが死んだものと判断し、一人でキャンプまで降りる。

一方、ジョーは、ザイルを手繰り寄せて切断されたことを悟り、
クレバスの中で絶望感に苛まれるものの、人一倍の野心を持って今回の
登攀に臨んだことを自ら思い出し、この状況から脱出する努力をすることを決意、その模索として、垂直に上方へ登ることは無理と判断し、
意を決してクレバスの底へと移動し、出口を探る。

やがて、超人的な集中力と体力でクレバスの出口を斜め上方に見出し、
奇跡的にも外へ出ることができる。が、そこはクレバスが到るところ口を開ける
氷河の上で、サイモンの下山の足跡を頼りにヒドンクレバスを避けつつ下るが、
途中で足跡は吹雪で消されてしまうも、集中力で氷河の下まで辿り着く。

ジョーは、登攀具を捨てて、その後も強靭な精神力で耐えて下山を続け、
遂にキャンプに辿り着く。

----------------------------

ジョーの精神力の強さを一番感じたのは、
クレバスの出口を見出して奇跡的にも外へ出た後の、
あまりに壮絶なクレバス帯が続く氷河上にいる自分を確認して
再び絶望感を感じ愕然としつつも、
「こんな時には、身近な目標を定めて、それに向かって少しずつ前進する・・・」という考え方。

「・・・あそこまで20分で行けたら喜び、もし、遅れたら悔しがる」を繰り返しながら、モチベーションを維持しつつ、ケガをした自分に鞭打ちつつ、生還に向けて前進していくという、なんという精神力!

観ている間、自分の呼吸がジョー或いはサイモンの息つきと同化してくるのを感じるほど、引き込まれつつ、体に力が入ってしまうのを感じる。

追い込まれれば、人はここまで強い精神力を持つことができるのでしょうか、まさに奇跡としか云いようの無い生還劇ですが、人間の持つ精神力の信じがたい事実を見たような気がします。


最後に、このDVDを鑑賞する機会を提供して下さった、えーし@箱根さんに感謝、です。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、kawakawaと申します。
私も最近、アンデス山脈の好きな友達にこの映画を薦められ見ました。
映像は本当にリアルでよく撮影したなと思います。
自分が同じ立場にたったら、どうなっているのか考えさせられました。
kawakawa
2009/07/04 18:17
kawakawaさん、初めまして!こんばんは
これは確か、2005年の劇場公開作品だったと思いますが、CGなどではなく実写で実際の氷壁を登高している映像なので、驚きですね。それだけに、迫力がありますね。それにも増して、あのような状況下にもし自分がなったら、どうするだろうか・・・恐らくとてもあそこまでのことはできないだろうな、位しか云えませんが、事実として受け止めて観て、大いに勇気付けられ感動したことは間違いありません。
HAMA
2009/07/04 21:36
このDVD3回もレンタルして観てしまいましたよ(笑)あの迫力の登攀シーン、どうやって撮影したのか未だに不思議です。山岳映画でこれ程鳥肌がたつ作品は、過去に例が無いと思いました。
SONE
2009/07/06 00:41
SONEさん、おはよございます
・・・DVD3回もレンタル
脱帽です(笑)
あの新雪が付いた氷壁を、カメラを回すってのがどうやって撮ったのか本当に不思議ですね。
後半の生還劇の感動とは別に、前半に繰り広げられる垂直登攀の映像は、引き込まれてしまいます。
凄い映画だと思いました。見終わった後の余韻も長ーい・・・
HAMA
2009/07/06 07:59
こんにちは。

HAMAさん、遅くなりました。
このDVDを楽しんで頂けた様子、とても嬉しいです。
きっとこのDVDも喜んでいたと思います。
また何かお宝を発掘した時にはご案内さしあげますね。
えーし@箱根
2009/07/13 16:43
えーし@箱根さん、こんばんは
楽しんで見させて頂きました。
前半に出て来る雪山の映像がとてもキレイなので、実は、もう何回も見ています。(リピーター、です)
・・・どうも、有難うございました。
HAMA
2009/07/15 00:02

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
『運命を分けたザイル』・・・DVD鑑賞 HAMA'sの山&鉄 通信・・・/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる