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zoom RSS 『劔岳 点の記』・・・映画鑑賞

<<   作成日時 : 2009/07/04 21:19   >>

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このところは山三昧です・・・といっても、先日の『運命を分けたザイル』に続く山岳映画、今日は『劔岳 点の記』を劇場で観て来ました

画像

前評判どおりの素晴らしい実写による映像、監督のこだわりが感じられます。
・・・と同時に、スタッフは苦労されたことでしょうね。

全て実写で、ということで、本当に美しい山岳映像を楽しめます。
唯一、雪崩のシーンだけが合成でしょうか・・・

「雪を背負って登り、雪を背負って下りよ」
自分は、かなり前に新田次郎の原作を読んでいて、ほぼその内容は忘れかけていましたが、映画の展開と共に再び思い出しながら観ていました。

ストーリーは、史実にも基づく作品だけにドキュメンタリー風に淡々とコトが運ばれていくのではないかとちょっと心配でしたが、そんなことは無くきちんとドラマとしての展開と感動も脚本・演出されていて、山の美しい映像だけではない部分も楽しめます。

それにしても、宇治長次郎を演じた香川照之さんのなりきっている姿が印象的でした。
山を歩く姿は登山ガイドの指導を受けたということですが、重荷を背負ってナンバ歩き風に登る姿は、昔の山案内人があのようだったと思わざるを得ません・・・

宇治長次郎は今回は準主役ですが、主役としてもいい位の貢献があったと思います。山案内人の視点での山岳映画として作られていたら、また違った描写や感動を楽しめたかもしれません・・・ 

未だ、今のようなアイゼンが無い時代、鉄カンジキを草鞋につけただけの装備での長次郎雪渓の登高は、当時(明治)は決死の覚悟で登ったんでしょうね。

日本山岳会創設者の小島烏水(仲村トオル)の先進的(当時の)登山装備(テント、キスリング、長柄のピッケルなど)と、随所に出てくるビスケット(!)も、何故か印象に残ってます(・・・監督のこだわりか?)

測夫(測量官助手)として登場の生田信(松田龍平)は、新婚で山中で子供が生まれたことを手紙で知る話になっていますが、結婚したのは劔岳登頂後に故郷に帰ってからが実際のようです。

その当時の四等三角点で算出した劔岳の標高(2,998m;四捨五入)に対して、最近になってGPS測量の結果、2,999m(四捨五入)と確認されたものとの誤差の少なさ、当時の柴崎らの測量精度の高さに驚きです(映画には出てきませんが、GPS測量の際のニュース記事より・・)


もう一つの印象・・・宮崎あおいの、柴崎(浅野忠信)の新妻役、かわいかったですね...


『劔岳 点の記』公式HPへ



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
私も金曜日に見てきました。剣岳は行った事がありませんが、荘厳な感じを覚えました。信仰のお山なんですね。柴崎が山形出身というのは誇りですね〜。自分的には宇治長治郎的な人間になってみたいですねぇ〜。(スイマセン、酔っ払っているもので・・・)長治郎側からみた剣の映画があったら私も見てみたいです。
87ワ
2009/07/05 18:11
87ワさん、こんばんは
確かに剣岳は地獄絵図の針の山のようで、立山曼荼羅って、昔の人はよく考えたもんですね
柴崎は劇中で歌ってましたね、私は知らないんですが、山形人は知っている郷の歌なんでしょうね
山岳映画の邦画ってなかなか無いですが、”点の記”は楽しめました
映画観て、剣へ行こう、って人が増えそう?ですかねぇ・・・
HAMA
2009/07/05 20:16
HAMAさんこんばんわ!私は音楽と映像だけで楽しめ
ましたよ。最近のお手軽CG乱用、若者主役、
でなく実写主義、バロック音楽でバッハ、ビバルデイ
の代表的な曲がスクリンミュージックとして
合ってましたし、蒸気機関車や路面電車が
明治村の実物でしたし、(以前映画スパイゾルゲを
見たら路面電車がCGだった)

カメラマン出身の木村監督のリアリズム追及の
賜物でしょうかね?
Bianco NERO
2009/07/05 20:38
Bianco NEROさん、初めまして!こんばんは
この作品、ご覧になったんですね。
仰るとおり、監督のこだわりが随所に見られ、丁寧にまとめられているのを感じる作品でした。映像と時代背景にバロック音楽が合っていて、その雰囲気も良かったです。何処かで見た蒸機(のプレート)と路面電車だと思ったら、明治村の実物でしたか・・・(路面には乗ったことある)
映画に映っていない(採用されていない)厖大な山岳撮影映像をリメイクしたら、もの凄く感動する山岳作品ができることでしょうね、ゼヒ期待したいところですが、無理ですかねぇ・・・
HAMA
2009/07/05 21:06
私は鉄道模型もやってるので蒸気機関車が鉄橋を渡る
シーンも感心して見ましたよ。遠景でしか映して
ないんですよ。あれ大井川鉄道の蒸気機関車が鉄橋を
渡ってるシーンなんです。だからUPでは時代公証
がおかしくなるから遠景で見せてるんですよ。

C56とかC11なんかがUPで見えては話が
可笑しくなるんです。だからUPは明治村の
蒸気機関車でないと!
Bianco NERO
2009/07/05 21:34
Bianco NEROさん、おはよございます
なんせ、100年前の蒸機といえば明治村(しかない)、ということなんですね、
小振りといっても大井川鉄道のC11は見る人が見れば判ってしまうでしょうから、鉄橋の遠景になったんですね・・・それでも見る人が見れば判る?
乗り物などの時代考証にも苦労したんでしょうねぇ・・・劇中では富山駅のシーンや神田?の路面電車なんかは臨場感があって良かったです
HAMA
2009/07/06 07:50

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